衛生・健康管理

災害を直接生き延びたあとも、避難生活が長引くことで体調を崩したり、持病が悪化したりすることがあります。避難所だけでなく、在宅避難や車中泊でも、普段とは異なる生活環境の中で健康を維持するための対策が重要です。

断水などによって手洗いや入浴が十分にできなくなると、衛生環境を保つことが難しくなります。トイレの管理、手指の衛生、食品の取り扱い、口腔ケアなど、限られた水や物資の中で衛生を保つ工夫が必要になります。

また、避難所や車内などで長時間同じ姿勢を続ける生活では、深部静脈血栓症や肺血栓塞栓症、いわゆるエコノミークラス症候群にも注意が必要です。適度に体を動かすことや水分をとることなど、避難生活中だからこそ意識したい健康管理があります。

季節によっては、熱中症や低体温症への備えも欠かせません。睡眠不足や環境の変化によるストレス、食生活の変化などが体調に影響することもあります。

高齢者や乳幼児、妊産婦、持病のある人、薬を継続して服用している人などは、特に健康状態の変化に注意が必要です。体調に異変を感じた場合には無理をせず、避難所の医療・保健スタッフや自治体、医療機関などに相談することが大切です。

このカテゴリでは、避難生活における感染症対策、トイレや手洗いなどの衛生管理、エコノミークラス症候群、熱中症・寒さ対策、睡眠、口腔ケア、持病や服薬の管理など、災害後の健康を守るための情報を紹介します。

衛生・健康管理

避難所・車中泊のエコノミークラス症候群|予防の運動と水分補給

【防災士が解説】避難所や車中泊では、長時間足を動かさないことや水分不足からエコノミークラス症候群に注意が必要です。こまめな水分補給、足の運動、姿勢や服装の工夫、症状が出た場合の対応まで解説します。